四柱推命の上林岳承だっせ。

昔、わてが或るとこで鑑定しとったら…。
その前を通ったお父はんとお子様。
お父はんが「ここに占いがある。」ちゅうたら…。
そのお子様が「自分の人生は、自分で切り開かんと!」ちゅうんだす。

そのお子様…。
小学校低学年くらい。

ナンも、わてに聞こえるよ~に言うたんでもおまへんし…。
人生を知って言うたんでもおまへん。
どっかでつけられた知恵の、受け売りだすがな~。
ただ、このお子様は占いに対して違和感を持っとっただけの事だす。

しかし…。
この台詞は「合格」だっせ。

人は自分の人生を自分で切り開くこっちゃ。
人は自分の人生の方向性を自分で見つけるこっちゃ。
占いは、そのあんさんが出した答の合否を…。
事前に判定するモンやちゅうこっちゃ。


エッ?
「岳承はん、何が言いたいねん?!」ってだっか?

わかりまへんか?
ほんだら、あんさんの幼稚園の頃のお絵描きの時間を思い出しておくんなはれ。

あんさんは、先生に描いた絵を持って行って…。
先生に「○○ちゃん。バックが淋しいね~。バックに空色を塗りなさい。」
ナンて言われまへんだしたか?

それは、あんさんがちゃんと画用紙に絵を描いて持って行きはったからだっしゃろ?
もし、ナンも描けておらん画用紙を持って行かはったら…。
先生に「○○ちゃん。今まで何してたの?! みんなちゃんと描けてるよ! あんたもしっかり描きなさい!」
ちゅうて叱られるんと違ゃいまっか?!

占いも一緒だして…。
「~をしたい! どうですか?!」ちゅう問いかけを…。
占い師に持って行かはって…。
その合否を聞くよ〜にしはるとイイんじゃ〜ないですか?!

占い師に「ナンも描いてへん画用紙」を持って行かはってどないしまんねん?!
占い師に「ナンも描いてへん画用紙」に、絵を描かせはってどないしまんねん?!
あんさんの人生なんだっせ!

日本や世界の歴史が物語ってはるよ~に…。
人生はバクチだす!!

「岳承はん、どの目に張ったらよろしおまんねん?!」
「岳承はん、半の目に張ったんだっけど、どないだっしゃろ?!」
「岳承はん、今、バクチする時期だっしゃろ~か?!」


「運命鑑定」ちゅうのは…。
そのバクチの正否を事前に判断でけるシロモノなんだす。

(『ヨソにはおまへん四柱推命』2018.1.1.トップページより)


にほんブログ村 その他日記ブログ 古い人間へ